今日、12月31日は、一年で最後の日、大みそかです。年末には、大掃除に迎春準備といろいろと行うことが多いですが、大みそかといえば、やはり除夜の鐘が浮かんできます。除夜の鐘は、日付の変わる少し前から、元日未明にかけて、寺院の梵鐘を108回鳴らします。この108回の由来にはいくつか説がありますが、 その中に人間の煩悩の数とする説があります。
眼(げん)・耳(に)・鼻(び)・舌(ぜつ)・身(しん)・意(い)の六根のそれぞれに好(こう:気持ちが好い)・悪(あく:気持ちが悪い)・平(へい:どうでもよい)があって18類、この18類それぞれに浄(じょう)・染(せん:きたない)の2類があって36類、この36類を前世・今世・来世の三世に配当して108となり、人間の煩悩の数を表すと言われています。
ところで、文化庁の実施する宗教統計調査結果によると、平成23年末時点で、日本にある仏教系の宗教団体の数は約8万5千で、神道系宗教団体の約8万9千を下回っています。また、信者数は、仏教系では約8471万人、神道系が約1億771万人となっており、寺院の檀徒と神社の氏子の重複が含まれるため、この二つだけで日本の総人口をはるかに上回っています。 今年最後の日に、除夜の鐘を聞きながら、一年を振り返り、「今年は旅行に何回行ったか?」、「何回寝坊したか?」など記録して、今年、来年、再来年・・・・自分だけの統計を作ってみてはいかがでしょうか?
さて、皆様にはこの1年も、このブログをご覧いただきありがとうございました。更には、毎日この日記の校正をお引き受けいただいたことにもこの場をお借りして心から感謝を申し上げます。どうか皆様には、来る年も倍増してのご指導とご鞭撻を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
どうか皆様も、お揃いでお元気に新年をお迎え下さい。では、今年残された時間を大切にお過ごし下さい・・・・!!!!
さぁ、今日も元気に参りましょう! おぅ〜!
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