1906(明治39)年8月31日、R.アムンゼンが北極海横断に成功した日です。アムンゼンは、ノルウェーの探検家(1872〜1928)です。1903(明治36)年6月17日、47トンの「ヨーア号」でオスロを出航します。英国の探検家J.C.ロス(1800〜1862)の発見した北磁極を確認して、ベーリング海峡に達しました。 そしてこの日、アラスカのノーム港に到着し、北極北西航路の横断に成功しました。3年余りを要したのは、途中、長期間の観測と越冬、氷に阻まれたためとされています。また、アムンゼンは探検隊のリーダーとして南極点に初めて到達した人物でもあります。 ノルウェーで海運業を営む家系に生まれたアムンゼンは、1888年のフリチョフ・ナンセンのグリーンランド横断に感動し、探検家としての志を固めたそうです。ベルギーの探検隊に加わり、1897年から1899年にかけて、探検船ベルギカ号に乗り込み極地体験をしました。1910年ナンセンが使ったフラム号を使用し、北極点到達を目標に探検準備中でしたが、ピアリーによる北極点到達のしらせを知り南極点に目標を変更しました。イギリス海軍大佐のロバート・スコットと人類初の南極点到達を競いました。 1911年10月20日より南極横断を開始し1911年12月14日、人類初の南極到達を果たしました。寒さに強い犬ぞリや、軽くて防寒性に優れた毛皮服を採用したためといわれています。スコット隊は南極に1月遅れに到着しましたが帰路途中で全員死亡したそうです。アムンゼンは、その後マウド号による北極北東航路の探検、飛行船で北極点通過する北極縦断を行うなど精力的に活動しましたが、1928年にイタリア探検隊のノビレ隊の捜索に飛行機でおもむき行方不明となりました。 さて今日は、8月最後の日となりました。既に、新学期の始まっている子供達もいるようですが、今日が夏休み最後の日の子供達も多いように思います。お子様のおられる方々は、新学期の準備を確認してあげて下さいね。私は、8時から、町内会の清掃作業に参加をしてきます。その後は、先週、雨で出来なかった作業の続きをしたいと思います。 さぁ、今日も元気に参りましょう! おぅ〜!
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